どうも、HAMです。
本日は人生初の書評というのをやってみたいと思います!
今回書かせていただくのは、タイトルにもあります通り、湊かなえさんの『ユートピア』です!
この話はもともと2014~2015年に集英社から刊行された『小説すばる』に連載されていたもので、2018年に文庫本として出版されました。
―それでは本題へ―
※まず初めにお断りしておきます。できるだけネタバレしないように書きますが、多少は内容がわかってしまうことはご了承ください。しかし、この書評を読んだからと言って面白みがなくなるわけではありませんので、気になった方はぜひとも手に取ってみてください。
この話は、ある海辺の町に住む三人の成人女性とその娘たちを中心にストーリーが展開されていく、心理ミステリーです。
この話の醍醐味はなんといっても「複雑な人間関係」!これはあとがきでも触れられていましたが、複雑な人間関係を主観的に、生々しく描くことは湊かなえさんの得意とするところのようです。
構成としては、三人に加え数人の登場人物の視点から展開が描かれ、それらの視点はころころと変わっていきます。
その中で、「同じ出来事に対してそれぞれ感じ方が異なる」というのがとても伝わってきます。
はじめは少しずつ展開していくと思いきや急に複数の出来事が連続したり…
読み手を飽きさせないストーリー展開になっていると思いました。
ミステリーということもあって、読みながら、こうなんじゃないか、実はそうではないんじゃないか、など、自分がその世界に入り込んだかのような感覚で読み進めることができました。
しかし、さすがは湊さん、最後はあっと驚く展開に…
正直に言うと、読み終わってめちゃくちゃスッキリするというわけではないですが、なんとなく腑に落ちて何とも言えない感覚を味わうことができると思います。
以上、HAMによる人生初の書評でした!
拙く長い文章となってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
少しでも皆さんが読んでみたいと思ってくだされば幸いでございます。